ニコンから超超薄型非球面設計のガラス製メガネレンズが誕生!NKPHP-3AS
近年にしては、珍しくガラスレンズが発売されます。
なぜ、珍しいかと言いますと、ガラス製メガネレンズは需要が少なく、(メーカーさんの出荷ベースでは90%以上がプラスチックといわれています)素材的にも技術的にも行き着くところまで行っている感がありまして、各メーカー縮小気味の感じがしているからです。
ただ、その一方で根強い需要があるのも、また、現実。
建設業の方などのホコリやチリが多い環境で使う方にはやっぱりプラスチックレンズはキズが付き易く使い物にならない。との話を当店でも聞きますし、温度変化が激しい環境でもプラスチックは苦手だし、やっぱり強度の近視の方には厚みの関係からガラスを希望される方がいらっしゃいます。
そんな方の為に、ニコンがこの度ガラス製メガネレンズの新商品を発表しました。
その名はニコンポインタール・ハイパワー・3-AS(PHP3-AS)
ニコンのガラスメガネレンズの代名詞ポインタールシリーズの新作です。
素材は屈折率1.892とメガネレンズではプラスチックレンズを含めても最高屈折クラス。ということは、厚みだけの問題で考えれば、最高に薄くなります。
しかも、今回は非球面設計!ニコンのガラスレンズでは始めての非球面設計です。

ニコンと言えば、やっぱりガラスレンズだよ。とご存知の方も多いと思います。
1946年にハイパワーという名でガラスレンズが誕生しました。以来、長きに渡りガラスレンズがメガネレンズとして王道を進んできました。
その後、屈折率1.7のポインタールハイパワー、1.6のポインタール2(ツー)、1.8のポインタールハイパワー2とガラスレンズのラインナップが揃っていきましたが、プラスチックレンズの台頭により、現在では1.6素材のポインタール2と1.8素材のPHP-2の2種類のラインナップになっていました。
そこに、今回1.9素材のしかも非球面設計でガラスレンズに参入。
ガラスレンズの非球面は研磨の精度が非常に難しく、かつ、大きな直径(60mm~70mm)で作っていくのは非常に大変だと思われます。
あえて、この時期にこの商品を出してくるあたり、さすが、「光学メーカー ニコン」と思わせる商品です。
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