「カズオカワサキ」のメガネは工業デザインの考え方を貫いた、個性を活かす無駄のない設計のメガネ「kazuo kawasaki Ph.D」

今日は、川崎和男さんデザインのメガネフレーム「Kazuo Kawasaki」(カズオカワサキ」)のご紹介をしたいと思います。

川崎和男さんはデザインディレクターで、医学博士でもある方です。金沢にも縁があり、金沢美術工芸大学を卒業され、グッドデザイン賞の審査委員長を努めるなど世界で活躍しているデザインディレクターです。

このカズオカワサキさんのメガネが眼鏡業界だけでなく、一般消費者さんからも大変人気のある眼鏡なんです。

それは、なぜか? 

答えは、人間工学に基づいたアイウェアデザインであり、シンプルな中にハイテクを追求した、繊細で美しいラインがポイントだからです。軽さ、掛けやすさ、デザインを3拍子そろったメガネフレームです

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装着する人のパーソナリティーを表現するために、基準的な機能性の完備と品格ある存在感をメガネの美学として重視。最小限のパーツ数で最大限の機能を生む当社の卓越した技術が、デザインコンセプトを結実させています。

簡単に言ってしまえば、メガネとしての機能を損なうことなく最大限発揮させ、かつ デザインもかっこいということでしょうか?

カズオカワサキメガネフレームの代表作であるMP-691

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『眼への負担を解消する、アンチテンションフレーム』というカズオカワサキならではの考えが詰め込まれたメガネです。メガネを掛けた瞬間、テンプルに圧力が加わっても、レンズそのものは歪みを生じさせない画期的なフレーム設計。これにより、レンズの歪みから生じる眼への負担を解消します。

 

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独特のデザインとフレームへのレンズの留め方が決め手です

 

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『足すことより引くことで完成したスリムライン』という表現

一可動部としてもっともストレスの多い丁番部を、弾力素材の締付けを利用することによりスムーズな動きを実現。デザインバランス、素材にこだわることで体感重力を軽減しました。

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この実際の掛けてみると驚くほどの掛けやすさ。適度なホールド感が良いです

 

『美しさ、軽さ、安定感の充実した、ストリングリムフレーム』

 

 

 

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ステンレスリムによりレンズシェイプが美しく表現され、フレームも軽量化されます。また、コンフュギレーションテンプルは、レンズにかかる圧力を軽減しています。

 

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『機能性とデザイン性を向上する、リムレスフレーム』

レンズ止めネジの廃止により、ネジ緩みによるガタツキを解消しています。一カ所一穴の設計は、掛けた時点での広い視野を確保。デザインバリエーションも多様になっています。

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 実際にこの商品に行き着くまでには様々な困難があったそうです。

例えば、デザインを実際に商品にすること。図面上では可能でも、商品化には大きな問題が・・・

このカズオカワサキデザインのメガネを製造しているのはメガネ産地福井で最も歴史のある「増永眼鏡」

 日本の技術と歴史を経る事により積み重ねた技がこのメガネを完成させました。

デザインと技の共鳴が新たな世界を拓いている「カズオカワサキ」。お勧めです

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