子供用メガネについて~太陽めがねの想い~
太陽めがねでは子供用めがねにも力を入れています。
特に当店では
・こどもさんが掛けても安心なメガネ(軽くて、壊れにくい、そしてもし壊れてもパーツや修理などがしやすく、修理費用など負担も軽い)
・こどもさんの顔や頭の大きさにあったメガネ(一口に子供用といっても幼児から小学生までメガネのサイズはいっぱいあります。お子様のサイズに合ったメガネを提供します)
・メガネの費用も優しく(治療用子供眼鏡では諸条件に合致する場合、治療用眼鏡の作成費用として最大38,902円の助成を受けられる場合があります。逆に言えば、この金額以上のメガネになることはほぼ無いです)
ちなみに、当店ではお子様のメガネは2万円台で収まることが多いです。
をメインにお子さんのメガネについてアドバイスし、ご提案させていただいております。
目次
お子様の視力変化をすばやくキャッチしましょう!(気づくのは早ければ早い方がいいです)
こどもの視力は、身体の成長とともに、少しずつ発達するといわれており、8歳頃までに大人と同じくらいまでに発達します。
生まれたばかりの赤ちゃんの視力は、明暗がわかる程度ですが、生後6ヵ月を過ぎると外界のものが一応見えるようになります。
そして、身体の成長とともに視力も徐々に発達していき、6歳~9歳ぐらいになると大人と同じくらいの視力になります。
現在、3歳児検診で視力検査などの項目が含まれています。視力がうまく発達しない場合にはそれなりの理由があります。原因を早めに見つけだし対処することが目の機能の発達には大切なことです。
生後1ヶ月 目の前の手の動きがわかる。
3ヶ月 視力 0.01~0.02
6ヶ月 視力 0.04~0.08
1歳 視力 0.2~0.25
2歳 視力 0.5~0.6
3歳 視力 0.8
4~5歳 視力 1.0
6歳~ 視力 1.0~1.2
私たちは、ものを目で見ていると思いがちですが、実は、目で見た情報が、脳で認識されて、はじめてものが見えているということになります。情報を最初にとらえるのが、目。つまり、情報の入り口となる目で、正しくものをとらえるということは、脳の発達にも大きく影響してくるといえるのです。
そこで大切なのが、お子様の視力に敏感になることです。でもほとんどのお子さんが、「見えにくい」など、自分で視力の異常を教えてくれることはありません。そのため、身近にいる大人が、注意して視力の変化に気づいてあげなくてはならないのです。もちろん、学習する姿勢やゲーム・読書を楽しむときの環境にも考慮し、お子様とともに、目の大切さを考えることも必要なことです。
三歳児検診はもちろん、幼稚園や保育園では学校保健安全法により毎年の健康診断に「視力及び聴力」という検査の項目があり、健康診断を行わなければならないとする、記載があります。
視力障害は、早期に治療することで改善につながる場合もあります。少しでも気になることがあれば早めに眼科で受診するように心がけ、お子様の視力を守ってあげるようにしましょう。
メガネをかける必要性
年齢と視力の発展の推移

視力は生まれたばかりの頃は、0.01くらいしかありませんが、その後3~5歳までに「くっきり見る」ということによって発達すると言われています。
そしてこのあいだに、目で見たものを悩んで認識できるようになります。もし、遠視や乱視などによりものをはっきり見れないと色を見分けたり、両目できちんとものを見ることができず視力が発達しません。このため、メガネをかけて矯正することが必要です。

こどもはメガネをかけることを嫌がることもありますが、こどもにとってのメガネはファッションではなく、視力の発達に関わる問題を解決するための、大切な道具なのです。
こどもの視力変化の種類と症状
ものが見えるしくみ
目に入った光は角膜から水晶体を通り、目の奥にある網膜に焦点が合うしくみになっています。網膜で受けた光は、ここで電気の信号に変わり、視神経を通って脳に伝えられ、ものを認識することができます。
近視
近くはよく見えるが遠くがよくみえない目をいいます。
網膜上の正しい位置ではなく、もっと手前に焦点を結んでしまう状態です。
遠視
遠視の原因のほとんどは目の成長不足といわれており、成長するにつれて改善されることが多いのも特徴的です。
しかし、ぼんやりした像をみていることになり、そのままにしておくと結果として視力の発達に影響を及ぼし、弱視や斜視につながることもあります。
乱視
一つの点で焦点がむすばれなくても、ものが広がって見える目のことをいいます。
角膜や水晶体がラグビーボールのように歪むことによって光の屈折がずれ、焦点があわなくなります。
斜視
片方の目は視線が正しく目標とする方向に向いているが、もう片方の目が内側や外側、あるいは上や下に向いている状態のことをいいます。
弱視
メガネで矯正しても視力が出ない目のことをいいます。
裸眼視力がたとえ0.1であってもメガネ矯正して1.0以上視力が出れば弱視とはいいません。こどもの視力は毎日目を使ってものを見ることで発達していきます。
しかし、発達の途中で目の病気などでものがみえにくい時期があると、視力の発達が遅れてしまうことがあります。この状態のことを弱視といいます。
こども用メガネの選び方
軽くて丈夫である♪

メガネに慣れていないお子様でも、嫌がらずに掛けられるよう、軽いメガネがおすすめです。
また、活発なお子様はメガネをぶつけたりして曲げてしまうことがしばしばあります。このため、壊れにくいもの、万が一メガネが曲がったり変形した場合は、修正のできるメガネがおすすめです。
アフターケアが充実している♪

メガネの一部だけが破損した場合、全体を交換するのではなく、部品単位での交換ができれば経済的な負担が少なくなります。
フレームを選ぶ際には、各部分が交換できるパーツを取り揃えてあるかどうかの確認も必要です。
顔にあったサイズで、掛け心地がよい♪

気に入ったデザインのメガネを見つけても、それがお子様の顔にぴったりと合わせられる大きさでなければ、快適に装用することができません。
また、お子様は動き回ることが多いため、メガネがズレることが多いです。メガネがズレるとレンズの中心から視線がはずれ、正確な矯正ができなくなってしまいます。
サイズと掛け心地は、お子様のメガネ選びにおいて、大変重要です。
まず、お顔に合うサイズのズレにくいメガネを選び、それからデザインを選んでいくほうがよいでしょう。
サイズ選びのポイント
また、実際に使用している中で少しでも違和感や不具合を感じたら、すぐに眼科、またはメガネ屋さんにご相談ください。
治療用子供眼鏡の保険適用・助成金について
諸条件に合致する場合、治療用眼鏡の作成費用として最大38,902円の助成を受けられる場合があります。
対象者
- 健康保険に加入をしていること
- 斜視/弱視/先天性白内障術後の屈折矯正いずれかの医師の診断を受けていること
- 年齢が9歳未満であること
- 上記に該当し、かつ前回の助成から一定期間が空いていること
・5歳未満は前回の処方から1年以上経過
・5歳以上は前回の処方から2年以上経
助成額
上限を38,902円として、下記の内訳にて助成を受けられる場合があります。
- 未就学児:健康保険8割/公費2割
- 小学生(9歳未満):健康保険7割/公費3割
例1)作成費用:30,000円の場合の健康保険支給額
- 未就学児:
30,000円×0.8=24,000円 - 小学生(9歳未満):
30,000円×0.7=21,000円
例2)作成費用:50,000円の場合の健康保険支給額
- 未就学児:
38,902円×0.8==31,122円 - 小学生(9歳以下):
38,902円×0.7=27,231円
※上記健康保険支給金額と助成上限の¥38,902との差額については、各自治体の公費(こども医療費などの助成)により支給される場合があります。
※公費からの支給については、お住まいの自治体にご確認ください
申請方法(申請場所/申請書類)
健康保険からの助成分についての申請先は、加入されている保険により異なります。
必要書類を添えて、申請を行います。
⚫︎問い合わせ先(連絡先は保険証に記載がございます)
- 政府管掌健康保険:各社会保険事務所
- 国民健康保険:居住役所の国民健康保健課
- 健康保険組合:各健康保険組合の事務局
- 共済組合:各共済組合の事務局
⚫︎必要書類
①医師による証明書(病院で発行):治療用眼鏡等の指示書
②領収証(眼鏡店で発行):眼鏡店で購入した際の領収証または 費用額を証明するもの
・領収証の宛名を使用者本人の名前にするか、 但し書きに○○様用弱視治療用眼鏡代と記載されたもの
・但し書きは弱視治療用である事を明記されたもの
③療養費支給申請書類(上記関係機関より発行)
※加えて、「健康保険証」「銀行通帳(助成金受取用の口座番号)」「印鑑」も必要になります。
※自治体ごとに異なる、公費による助成に該当する方は①「医師の証明書」②「領収書」のコピーが必要になります。
申請の流れ
眼科にて診断を受け、①治療用眼鏡の作成指示書(処方せん)を受け取る
①を持参し眼鏡店にて眼鏡及びコンタクトレンズを作成、一旦全額を②支払い領収書を受け取る
ご加入の保険より③療養費支給申請書を受け取る
③申請書を記載し、①②を添えて提出