めがね屋さんは機器を結構使ってるんです Part5

いや〜前回から本当に長い期間があきました。この「めがね屋さんは機器を結構使ってるんです」シリーズ!!
調べてみたら前回は2006年の1月ほんとにご無沙汰です。
さて、今日ご紹介する機器はこれ!
pd.jpg
何をする機器だと思います?
ライトとレフトと書いてあり真ん中に数字が・・・
実はこの機器、左右の目の距離(黒目と黒目の距離)を測定する機器(PDメーター)なんです
このPDメーターのPDは「ピューピロディスタンス」と良い瞳孔間距離のこと。
なぜ、このようなものが必要か?
それは、メガネは眼の度数を測ってレンズを入れますが、じつはメガネレンズはどこでもその測った度数が出るわけではありません。また、メガネフレームにとりあえず収まるように加工すれば良いという問題でもありません。
それはなぜか?
人それぞれ違う目と目の距離に合わせて、目の中心とレンズの度数中心を合わせる必要があるからです。
そのためにはレンズの度数中心と目と目の距離を測る必要があります。
レンズの中心は以前ご紹介したレンズメーターで測れますが、目の中心間距離はどうするか?
いくつか方法(お客様と正対して黒目の上に直接マジックなどで印をするや、物差しを眼前にあて、距離を測定するなど)がありますが簡単に、正確に測れるのがこのPDメーターという訳。
使い方ですが、
P1020022.JPG
この、部分をお客様に覗いてもらい、光っている部分を見てもらいます。反対側から私たちが覗き、黒目の中心が光で照らせている為、それを、内蔵のスケールで合わせる。すると、上部に左右mm単位で距離が測定され、真ん中に合計距離が表示されます。
人間は千差万別のため、左右対称であると言うことはほとんどありません。
また、左右大きな差(2,3mmとか)あるのに左右の合計距離を単純に半分で割ってしまっても、見た目はきれいなメガネになっても、本当に良いメガネにはなりません。
もし、今使ってるメガネが度数はあっているはずなのに、何か疲れる・・・とかある方!もしかしたらレンズの中心を黒目の位置がずれているからかも知れません。

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