「メガネのつるの先っぽって交換できるの?」

金属製のメガネの場合、ほとんどのメガネはつるの先の耳のあたる部分に写真のようにプラスチックの部品があると思います。

業界用語で「先セル」と言います。(多分先っぽ(先端)のセルロイド略したものだと思います。)

使っていると、汗や整髪料などで、キズが付いてきたり白くなったりするんですが、以外と知られていませんが、この部分だけ交換できるんです。

この作業は店頭で出来ますので今日はその作業をご紹介

まずは、交換前の様子。ちょっとわかりにくいですが、細かいキズが入り、白くなっています。

 

 

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最初に元の先セルをはずします。この曲がっている「つる」も伸ばすことが出来ますので、真っ直ぐにし、「スポッ」と抜き取ります。

そうすると下の写真の状態に。金属の先が尖っているのがわかるかと思います。顔・頭へこの尖った金属が当たるとまずいので、指サックの用に先セルをかぶせているわけです。

 

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まっすぐになった金属部分も汗などが入っていますのでちょっとお掃除します。この金属部分にもフレームのカラーメッキがされていますのでほどほどにしないとメッキまではがれてしまいます。

そして、新しい部品を挿入。この部品はもちろんメーカー純正の部品もありますが、今回は価格と納期面から汎用の部品を使います。(取り寄せると価格も納期も掛かりますからね(^_^;))

金属の太さや長さに合わせて部品が出ていますので、それに合わせて選定です。もちろん、色も幾つかあります。今回はお客さまがクリアブラウンを選択されました。

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そして、装着したツルを耳の位置に合わせて再度曲げて完成です。

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左右両方取り替えて完成です。

 

 

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今回は当店でお求めのお客さまでしたので1組で¥500です。

所要時間は10分~20分ほどです。

今日はちょっとしたメガネの修理(リフォーム)のご紹介でした。

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