メガネの町「鯖江」の工場見学。その3

鯖江のメガネ工場見学記第3弾です。

光の先にあったものは・・・

ショールームでした。(すみません)

最上階に位置するショールームではメインブランドの商品が展示されていました。

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もちろん、メインブランドのエクセレンスチタンを使った「ラインアート」も展示されています。

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多分、国内のメガネフレームメーカーでこの様な常設のショールームを持っているメーカーは無いと思います。ちょっとビックリです。

さらにお隣には「メガネミュージアム」が!

確か、メガネ会館にもあった気がしますが、ここでは自社でコレクションした歴史ある品物が展示してありました。

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こうして見学会は終了したのですが、折角鯖江まで来たので他の場所も見てみよう。ということで、次に向かったのはメガネの修理専門会社さんです。

創業して20年を超える修理では歴史ある会社でして、太陽めがねでもお世話になっております。

折れたり、部品が取れたり、まがったりしたメガネも基本的には修理が出来ます。

また、メッキを再度掛けることも出来るので、今使っているメガネの色を替えて欲しい!なんて要望もOKなんです

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こちらがロー付けの様子。

修理するメガネは先程の工場と違って1本1本違いますから職人さんが手で左右や上下のバランスを取りながら治して行きます。

 

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こちらは樹脂製メガネのミガキの工程。

泥ミガキといって回転する布に泥を塗って磨きます。荒ミガキですね、その後だんだん、粒子の細かいもので磨いていき、ピカピカに仕上げます。

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今回、メガネの製造工場と修理現場を見せて頂きましたが、やはり日本のもの造りに対する姿勢は感動するものありました。特に、日本人ならではの、ただ言われた事だけを行う作業では無く、考えながら、改善しながらいい品物を作って行こうという姿勢は本当に立派です。

また、下地の処理など出来上がった時には一見気が付かない所も丁寧に行っています。

ただ、一方では日本製は過剰品質であるとの声もあります。品質とコストと納期。このバランスを消費者や私たち小売店からの声を届け、みんなでいい商品を作って行ければと思います

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