補聴器販売で大切な「禁忌8項目」が平成29年12月に改訂されました

補聴器販売で大切な「禁忌8項目」が平成29年12月に改訂されました。

太陽めがねでは「認定補聴器技能者」による補聴器の販売を行っておりますが、補聴器も医療器具です。誤った使い方などをすると体に悪影響を与えてします。
また、私達販売する側も、ただ、販売するのでなく、お客さまの状況を確認して「おや?」っと思った際には、そのまま進めるのではなく、耳鼻科の先生に診てもらうように促すのも大事な役目です。
その為の目安と言いますか、指針として「禁忌8項目」という項目があります。
当てはまる場合、補聴器を販売する前に、一度立ち止まって、耳鼻科さんへの事前診察を行います。

今回、その「禁忌8項目」が改定されました。これまでのものです。

・耳の手術などによる耳の変形や傷はないか。
・中耳炎などで過去90 日以内に耳漏がなかったか。
・過去90 日以内に突発性または進行性の聴力低下がなかったか。
・過去90 日以内に左右のどちらかの耳に聴力低下がなかったか。
・急性または慢性のめまいがないか。
・耳あかが多くないか。
・外耳道に湿疹,痛みまたは不快感がないか。
・500,1000,2000Hz の聴力に20dB 以上の気骨導差がないか。

 

でしたが、

この度改訂されたバージョンは下記のようになりました。

● 耳の手術を受けたことがある。
● 最近3ケ月以内に耳漏があった。
● 最近2ケ月以内に聴力が低下した。
● 最近1ケ月以内に急に耳鳴りが大きくなった。
● 外耳道に痛みまたは、かゆみがある。
● 耳あかが多くたまっている。
● 聴力測定の結果、平均聴力の左右差が25dB以上ある。
● 聴力測定の結果、500,1,000,2,000Hzの聴力に20dB以上の気骨導差がある。

もし、店頭で該当するお客さまがいた場合、ただこの「禁忌8項目」に該当するから今日は補聴器ダメですね~では無く、どの項目により今日は補聴器の販売がダメなのか懇切丁寧に伝え、お相手であるお客さま自身やご家族に理解してもらい、耳鼻科さんに行き、診察してもらう事が大事だという事を理解してもらうようにご説明させていただいておりますm(__)m
補聴器のお求めも、「認定補聴器技能者」のいる太陽めがねでお待ちしておりますm(__)m

https://www.signia-pro.jp/kinki8/ 補聴器販売に関する禁忌8項目はこちらにも記載があります

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