ニコンシーマックスとは?両面非球面設計の単焦点レンズ

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新しいメガネネタで3日も引っ張ってしまいましたが、今日で完結です。
昨日お知らせしたニコン・シーマックスとはどんなレンズなのか?
最近メガネレンズで両面非球面レンズという事をお聞きした事があると思います。メガネレンズには従来からの球面設計と非球面設計が主流でしたが、近年製造方法の進化によってさらに光学的性質を高めた「両面非球面設計」のレンズが誕生してきました。
現在、レンズメーカーとして有名なセイコーやHOYAをはじめカールツァイスなど各社が両面非球面レンズを発売していますが、その中でもニコンはちょっと違うんです。
何が違うのか?
それは、レンズの根本的な設計及び製造方法。
通常、メガネレンズは真丸の形でメーカーで作られ、メガネ店に送られてくると以前お話しましたが、現在のところニコン以外のレンズメーカーは両面非球面といえども基本的にはこの方法を採っています。
ところが、ニコンはフレームを選んで、そのフレームに合ったレンズの形のデータをニコンに送らなければ両面非球面レンズは出来ません。
これはどういう意味か?
ニコン以外の他社はレンズの度数はわかりますが、フレームの形まではわかりません。ニコンは度数に加えてフレーム形状までわかるため、そのフレームの形に合った最適な設計を起こしてレンズを作ってくれるのです。
近視や乱視の強い人などはレンズの「ひずみやゆがみ」といった物をフレーム形状に合わせて少しでも視界の邪魔にならないところに位置するように出来ると言うわけです。
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私は昨日のデータでもわかる通り乱視がとても強い部類に入ります。
そこで、今回このニコンシーマックスを試してみたくなり使用したと言う訳。
で、その感想は・・・
今回、それまでのメガネと全く同じ度数で作りました。
遠くを見た感じはあんまり変わらかったのですが、パソコンの前に座ってみてビックリ!
いまだにブラウン管モニターを使っているのですが、そのモニター画面の「キュイン」とした4方の隅方向に見える、ゆがんだ見え方が「無い!」
なんとなく画面も全体的にフラットになった気が・・・
と、いうかこれまでのメガネが中心部以外がひずんで見えてたという事か・・・
と理解するのに少し時間が掛かってしまいました秊
そのほかの面では特に問題は無し!絶好調です裂
ちなみにこのニコンの両面非球面レンズニコン。シーマックスシリーズは
屈折率1.60(薄型タイプ)のシーマクス3ASTOP
屈折率1.67(超薄型タイプ)のシーマックス4ASTOP
屈折率1.74(超々薄型タイプ)のシーマックス5ASTOP
の全3タイプをご用意しています。フチナシタイプにも可能なので気になった方はなんでもお問い合わせください。
メールでもご来店でも大歓迎です〜
ニコンseeシリーズホームページはこちら

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