HOYA(ホヤ)の新商品遠近両用レンズ「サミットプレミアム」誕生です

昨日に続いて今日もレンズのお話。

そして、今日もHOYAさんのレンズについてです。

昨日はレンズのコーティングのお話でしたが、今日は新商品のご案内です。

HOYAといえば遠近両用レンズのシェアで国内NO1のメーカーです。その昔は「ホヤバリラックス」という名前で日本における遠近両用の基礎を築いたといっても良いでしょう。

今回発表された新商品。名前を「サミットプレミアム」と言います。プレミアムと付いていますが、HOYAさんの最上級レンズというわけではありません。

昨年から今年の夏に掛けてはレンズメーカー各社の最上級レンズが発表されました。(HOYAの場合はトリニティという1組で10万円以上のレンズが出ました)

変わって、今年の秋は各社中間クラスの商品を新発表となり、セイコーはP1リガードという中間クラスをそして、HOYAはサミットプレミアムを発表しました。

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これらのレンズの特徴としてこれまでの普及品より高性能になり、価格はまだ、お手ごろ。というもの。

現在の普及クラスの遠近両用レンズは発売から10年前後の商品が多く、その分設計思想が古くなってしまっています。その分価格は安いのですが見え方は最良ではない。という訳です。

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で、このサミットプレミアムですが、最新の設計思想(最高級レンズの設計)を一部取り入れる事により、高品質なレンズを作ることが出来ました。

特に改善された点は「クリアに見える範囲を広げると同時に歪みも現象させる」点。

上の写真2点の左側は従来のレンズの見え方。右側が今回の「サミットプレミアム」

ブルーが多い方が見やすい範囲が広いという事になっていまして、見にくい範囲であるグリーンや赤が減っているのがわかるかと思います。

初めての遠近両用の方はもちろん、これまで使用している方にも慣れやすく、視野が広い「サミットプレミアム」お勧めです

  

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