太陽めがねの歴史を感じる品をお客さまが持っていました

太陽めがねの歴史を感じる品をお客さまが持っていました。

太陽めがねはおかげ様で鳴和で今年42年になります。
現店舗に移ったのが平成17年でして、現店舗に移ってから既に13年になりました。

そんななか、お客さまがメガネの調整に持ってこられたメガネケースの中に懐かしのものが。

メガネをご購入の際にお付けしているメガネ拭き(レンズ拭き)業界ではセリートと言われるものです。

太陽めがねはメガネの卸売業を祖業にしていまして、卸をしながら小売店もやっていました。

この印刷内容はたぶん、先代である父が決めたものだと思いますが、
メガネ拭きにも当時の店名である「太陽眼鏡」と書かれています。

住所も旧店舗。電話番号とFAXまで書いてありました。FAXが珍しかったので記載したのでしょうか?

そして、何よりこの生地。メガネ拭きはこの時代一流品というか良いものは「セーム皮」だと思います。
しかし、セーム皮をサービスでお付けするには価格の問題が・・
で、「別珍」のようなメガネ拭きが一般的には使われていました。

その後現在の超極細繊維を用いたトレシーなどになるのですが、見るとこの素材は別珍でもないし、超極細繊維でもなさそう・・

もしかして、ちょうど過渡期の商品だったのでしょうか?ぱっと見はガーゼの様です

一番ビックリしたのはお客さまが今でも現役でこの時のメガネを使い、メンテナンスに持って来てくださったこと。
ケースにセリートをきちっと引いてあることからも大事に使っていただいたのがわかります。

もちろん、お持ちいただいたメガネもメンテナンスさせていただき、お返しさせていただきました。

これまでの太陽めがねの歴史に感謝し、ますますの精進をおもった日でした

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