公開日:2011/02/03 更新日:2026/10/13

免許更新の視力検査の合格基準と流れ|石川県運転免許センターで店長が受けてきました(2026年版)

運転免許の更新が近づくと、「視力検査に通るかな」と心配になる方は多いと思います。太陽めがねにも、更新の前に視力を確かめに来られるお客さまがたくさんいらっしゃいます。

この記事は、2011年に私(店長)が石川県運転免許センターで免許を更新したときに書いたものです。2026年3月にもう一度更新してきたので、そのときの体験と写真で内容を新しくしました。免許の種類ごとの視力の基準から、当日の検査の流れ、落ちないためのポイントまでまとめています。

免許の種類ごとの視力の合格基準

まずは一番気になる基準からです。メガネやコンタクトレンズをかけた状態(矯正視力)で基準を満たしていれば大丈夫です。

免許の種類 視力の合格基準
原付免許、小型特殊免許 両眼で0.5以上(片方の眼が見えない方は、もう片方の眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上)
普通免許、二輪免許、大型特殊免許、中型免許(8t限定)、準中型免許(5t限定) 両眼で0.7以上、かつ片眼それぞれ0.3以上(片方の眼が0.3に満たない方や見えない方は、もう片方の眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上)
大型免許、中型免許・準中型免許(限定なし)、けん引免許、第二種免許 両眼で0.8以上、かつ片眼それぞれ0.5以上。さらに深視力(三桿法の検査器で、2.5mの距離から3回測定した平均の誤差が2cm以下)

ざっくり言うと、普通免許は「両眼で0.7以上・片眼で0.3以上」、大型や二種は「両眼で0.8以上・片眼で0.5以上」と深視力の検査です。

このほか、赤・青・黄の色を見分けられるか(色彩識別)の検査や、聴力の基準(原付・小型特殊を除く)もあります。聴力は、補聴器を使って基準を満たしてもかまいません。聞こえが気になる方は、補聴器のご相談もどうぞ。

※基準は道路交通法施行規則にもとづくものです。最新の内容は、石川県警察のホームページなどでご確認ください。

石川県運転免許センターでの視力検査の流れ(2026年3月)

受付をすませて案内に沿って進むと、「④ 適性検査」のコーナーに着きます。平日でも混んでいましたが、流れはスムーズでした。青いポールで区切られた列の先に検査のブースが並んでいて、ここが一番緊張するという方も多いと思います。

石川県運転免許センターの「④適性検査」コーナーと順番待ちの列

柱には「コンタクトレンズの方はお申し出ください」という案内と、「視力検査の受け方」のポスターが貼られています。初めての方でもわかりやすい説明です。

適性検査コーナーの案内と「視力検査の受け方」のポスター

① 視力検査

検査機をのぞくと、大小の「C」の形の輪(ランドルト環)がたくさん並んでいます。ランプがついた輪の切れ目の方向を答えます。答えは上・下・左・右の4方向だけで、斜めはありません。

② 色の検査

赤・青・黄のランプのどれかがつくので、その色を答えます。

③ 深視力検査(大型・中型・準中型・けん引・二種の方)

奥に3本の棒が見えます。両側の2本は動かず、真ん中の1本だけが前後に動いています。3本が一列にそろったと思った瞬間にボタンを押します。

「視力検査の受け方」のポスター。視力検査・色の検査・深視力検査の説明

実際に受けてみて

普段はお客さまの視力を測る側なので、測られる側になるとやはり少し緊張します。検査機の前で顔をしっかりつけてスタート。「右」「上」「左」と答えていきましたが、メガネをきちんと合わせていたおかげで、輪の切れ目はすっきり見えました。

視力検査が終わると、講習の時間と会場が書かれた用紙を渡されます。私は優良運転者だったので30分の講習でした。この用紙は免許証を受け取るときにも必要なので、なくさないように気をつけてください。

視力検査のあとに渡された「更新時講習のご案内」の用紙

大型・二種の方は「深視力」に注意

深視力は、遠近感や立体感をとらえる力のことです。視力の数字が良くても合格するとは限らず、両眼の見え方のバランスや、目の位置(眼位)も関係します。大型免許の方にとっては、ここが一番の難関と言われています。

深視力の基準については、大型免許や2種免許に必要な深視力の記事でも詳しく書いています。太陽めがねには深視力計がありますので、更新の前に測っておくと安心です。

メガネで合格すると「眼鏡等」の条件がつきます

メガネやコンタクトレンズをかけて基準を満たした場合、免許証の条件の欄に「眼鏡等」と書かれます。運転するときは、必ずメガネかコンタクトレンズを使ってください。かけずに運転すると、免許の条件違反になります。

手術などで視力が良くなった場合は、手続きをすれば「眼鏡等」の条件を外すことができます。くわしくは石川県運転免許センターにお問い合わせください。

視力検査に落ちてしまったら

その場で基準に届かなくても、すぐに免許がなくなるわけではありません。メガネを作り直すなどして、免許の有効期間内にもう一度検査を受けることができます。再検査の受付時間などは、石川県運転免許センターでご確認ください。

とはいえ、当日に慌てないためにも、更新の前に今の見え方を確かめておくのがおすすめです。

更新前にチェックしておきたい方

お店でお話をうかがっていると、次のような方は特に注意が必要です。

  • 夜の運転で標識が見えにくい
  • 最近ピントが合いにくい
  • 遠くを見ると疲れる
  • メガネを何年も替えていない
  • 老眼が始まっているが、そのままにしている

視力は、自分で気づかないうちに変わります。特に40代以降は、運転に影響する変化が出やすい年代です。

太陽めがねでできること

太陽めがねでは、免許の更新を控えた方の視力チェックとメガネの調整を無料で行っています。今のメガネで基準を満たせているかを視力測定室で確かめ、必要なときは、1級眼鏡作製技能士がメガネの作り直しをご提案します。大型・二種の方は、深視力も測れます。

「免許更新の視力検査が不安」「最近見えにくい」「夜の運転がこわい」という方は、お気軽にご相談ください。

まとめ:免許更新は、目を見直すいい機会です

運転免許の更新は、ただの手続きではなく、自分の目の状態を見直す大切なタイミングです。この記事が「そろそろ視力をチェックしてみようかな」と思うきっかけになればうれしいです。太陽めがねは、これからも地域の皆さまの安全運転を、見え方からしっかり支えていきます。

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