久しぶりにジョンレノンブランドの丸メガネのご紹介。
太陽めがねでは店頭で丸メガネをご用意しているんですが、やっぱりポツ・ポツと売れていく商品です。
今日は同じ品番でアンティークブラウンとアンティークグレーが揃いました。
品番はジョンレノン JL-21-73B、レンズザイズ42mmのものです。
写真上が、アンティークグレー、下がブラウンです。
丸メガネ使用者のお話を聞きますと、遠近両用には最適だよ!とおっしゃいます。
なぜ?って思うかもしれませんが、なるほど理にかなっているんです。
大雑把に言いますが、遠近両用メガネレンズは遠くを見る度数がレンズの上部に、手元を見る度数がレンズの下部に入っています。つまり、レンズの上下で度数が変化しています。その為最近では小さいフレーム用の遠近レンズも出ていますが、使いやすさから言うと、レンズ面の上下高さが35mmほどある方がやっぱり使いやすいです。
その点では丸メガネは合格です。丸なので縦幅もありますからね。
そして、もう1点は丸であるためにそれぞれのレンズの左右下側が、四角いメガネに比べて削られている。という事なんです。
遠近両用レンズは1枚のレンズに遠くの度数と近くの度数が入っている為設計上どうしても「歪み」という度数にならない部分が存在します。これは、先ほどの上下に度数を付けて、ハッキリさせる部分を作る為に派生する物です。では、この歪みをレンズのどの部分に追いやるか?
一般的には通常の生活では余り使わない視線であろう、レンズ両端の下部に歪みを押しやっているんです。
つまり、丸メガネだとその部分は削られて、レンズの良い部分だけが残りやすくなる!
こういう訳なんです。
このメガネはテンプル部分もしっかり作られており、一般的なメガネはネジ部分が丁番で組み合わさっていますが、このモデルは部品の削りだしで形成されており、部品点数はもちろん、溶接部分も少ない為強度が強いんです。
素材はもちろん、チタン製。テンプルは形状記憶合金となっております。日本製です