福井県鯖江市のメガネメーカー「シャルマン」が創業70周年を迎えるにあたり、ラインアートから記念モデルが登場しました。その中の「佐々木香菜子 カラー監修モデル」のメガネ(optical)6本が、太陽めがねに入荷しました。
太陽めがねではこれまでもラインアートの限定モデルを入荷し、このブログでご紹介してきました。今回はその流れも振り返りながら、入荷した6本をご紹介します。
ラインアート シャルマンは、シャルマンが2009年に発売したオリジナルブランドです。目指したのは「掛けていることを忘れるほどの掛け心地」。そのために、メガネの素材そのものを開発するところから始まりました。
チタンは軽くて強く、さびにくい金属ですが、バネ性が少ないのが弱点でした。βチタンなど、これまでメガネに使われてきたチタン合金も、もとは別の分野のために作られた素材です。
そこでシャルマンは、東北大学金属材料研究所と8年をかけて新素材「エクセレンスチタン」を開発し、特許も取得しました。強さ・軽さ・さびにくさに加えてニッケルを含まず、柔らかく曲がって元の形に戻る「超弾性」を備えています。この素材をテンプルにたっぷり使うことで、頭をやさしく包み込む掛け心地が、購入時のまま長く続きます(エクセレンスチタン公式サイト)。
エクセレンスチタンの良さを生かすために、大阪大学接合科学研究所やふくい産業支援センターと5年をかけて確立したのが「レーザ微細接合」です。1mm以下のピンポイントで、ろう材を使わず金属同士を直接つなぐので、細くても強い接合ができます。ブランド名どおりの繊細な「ライン」は、この技術から生まれています。
この素材と技術は、2012年に眼鏡業界で初めて「ものづくり日本大賞」特別賞を受賞しています。
さらにフレームの重さをバランスよく分散するので、実際の重さ以上に軽く感じられます。一般的なメガネより100以上多い工程を、すべて自社で手がけているのもシャルマンならではです(ラインアート公式サイト「コンセプト」)。
当店でも、初めて掛けた方のほとんどが「軽い!」と驚かれるメガネです。
シャルマンは1956年(昭和31年)、福井県鯖江市で「堀川製作所」としてメガネ部品の製造から始まった会社です。2026年に創業70周年を迎え、「未来へつなぐ、人を想うメガネ」を掲げてさまざまな記念企画を展開しています(シャルマン70周年特設ページ)。
先ほどご紹介したラインアートは、そんなシャルマンが磨いてきた技術とデザインから生まれた、同社を代表するブランドです。
ちなみに、シャルマンが販売会社として設立され、メガネ店への直販を始めたのが1975年(昭和50年)。太陽めがねが鳴和で創業したのも、同じ1975年です。ちょっとしたご縁を感じます。
70周年の記念コレクションでラインアートと組んだのが、アーティストの佐々木香菜子さんです。1983年宮城県仙台市生まれ。多彩な色と光を使い、大胆さと繊細さをあわせ持つ作品を生み出しています。国内外の個展やアートフェアのほか、広告やアパレルとのコラボ、ライブペイントなど幅広く活動されています。
コレクションのテーマは「unite」。色と色、線と線が出会って重なり、新しい世界が生まれる。「線」を大切にするラインアートと、「色」の作家である佐々木さんが出会う、という想いが込められています。
ラインナップは2種類。メガネ(optical)の「佐々木香菜子 カラー監修モデル」と、佐々木さんが一点ずつ手描きしたサングラスの「ハンドペイントモデル」です。太陽めがねに入荷したのは、カラー監修モデルのメガネ6本です(公式コラボレーションページ)。
太陽めがねではラインアートの発売まもない頃から取り扱いを続け、新作や限定カラーが入るたびにこのブログでご紹介してきました。主な記事を振り返ると、こんな流れです。
| 時期 | ブログでご紹介した内容 |
|---|---|
| 2010年5月 | それまで女性用だったラインアートに、メンズの「テノール」コレクションが登場 |
| 2013年4月 | ラインアート190本をそろえた「ラインアート展示会」を4日間開催 |
| 2022年7月 | 正規販売店として、XL1837-BUやXL1671-OLなど取扱店限定カラーをご紹介 |
| 2023年11月 | 井浦新さん・中条あやみさん起用の「iシリーズ」新ビジュアルモデルが入荷 |
| 2026年7月 | ラインアートには珍しい丸メガネ「Presto XL11110」が入荷 |
| 2026年10月 | シャルマン70周年記念「佐々木香菜子 カラー監修モデル」6本が入荷(今回) |
取扱店限定カラーに続いて、今回はメーカーの70周年を記念した限定コレクションです。長くラインアートをご紹介してきた当店にとっても、特別な入荷になりました。
太陽めがねに入荷したのは、次の6モデルです。ソロ、ヴィヴァーチェ、プレストといったコレクション名はどれも音楽用語で、ラインアートらしいネーミングです。素材はいずれもエクセレンスチタン、チタン、ナイロン系樹脂です。

ラインアートで初めて、テンプルを一本のラインで描いたコレクション「ソロ」。連なるアーチは、2013年の展示会でもご紹介した「トリオ」などの名作の流れをくんでいます。透明感のあるグレージュのフロントに、目尻側だけブルーとパープルの柄が差し込む、上品な中に色の遊びが光る一本です。

透明感のあるブラウンのフロントは、肌になじんでナチュラルに掛けられる色です。テンプルの先には淡いブルーがのぞき、横顔にさりげない爽やかさを添えます。丸みのあるやさしい形で、初めてのラインアートにもおすすめです。

ピンクゴールドのメタルフロントに、オレンジとブルーの色柄を重ねたテンプルが映える一本です。目元のトライアングルが視線を斜め上へ導き、すっきりとリフトアップした印象に見せてくれます。

2022年に登場したテンプルコレクション「プレスト」のスクエアシェイプです。ネイビーのマーブル柄から、下へ向かって紫がかったグレーへ移ろうグラデーションが印象的。黒のテンプルで全体を引き締めた、大人っぽい一本です。

ボストンとウェリントンの中間の「ボスリントン」シェイプで、ヴィンテージ風の雰囲気が楽しめます。グレーの細い縞模様(ササ柄)から透明感のあるブルーへ重なる色使いで、知的で爽やかな印象に仕上がっています。

柔らかな曲線のウェリントンを、細く軽やかに仕上げたモデルです。ブルーとネイビーの深みのある色に、べっ甲調のモダン(耳に掛かる部分)を合わせ、インポートブランドのような小粋な雰囲気に。フロント両端の立体的な三角形のパーツが、顔立ちをすっきり引き締めます。
| 品番 | コレクション | カラー | サイズ | レンズ付き当店価格(税込) |
|---|---|---|---|---|
| XL11308R | Solo(ソロ) | PU | 48□20-139 | 52,400円 |
| XL1604R | Vivace(ヴィヴァーチェ) | BP | 51□15-135 | 59,000円 |
| XL1600R | Vivace(ヴィヴァーチェ) | CA | 51□16-135 | 59,000円 |
| XL1851R | Presto(プレスト) | BY | 54□16-145 | 60,900円 |
| XL11108R | Rivolto(リヴォルト) | MI | 50□20-145 | 60,900円 |
| XL11319R | Alto(アルト) | BL | 46□21-138 | 56,200円 |
※価格は当店標準レンズがついた価格です。
ラインアートの軽さとしなやかさは、写真だけではなかなか伝わりません。今回の6本は、色の出方もぜひ実物で見ていただきたいモデルばかりです。
当店では1級眼鏡作製技能士が、お顔に合わせたフィッティングからレンズ選びまで丁寧にご案内します。シャルマン70周年の限定コレクションのため、売り切れの際はご容赦ください。ご試着だけでもお気軽にどうぞ。
ご来店のご予約はこちらから承っています。
太陽めがね
〒920-0804 石川県金沢市鳴和2丁目2-3(店舗前に駐車場18台)
TEL:076-251-9902
営業時間:平日 9:00~19:00/日・祝日 9:00~18:30
定休日:水曜日
太陽めがねでお待ちしておりまーす(≧∀≦)
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