公開日:2012/11/22

金沢市聴力障害者生活教室に認定眼鏡士として行ってきました

今日の午前中、金沢市聴力障害者生活教室に認定眼鏡士として行ってきました。

場所は金沢市の松ヶ枝福祉館という場所です。聴力障害者の方に眼とメガネのお話をさせていただきました。

写真は眼鏡技術者協会石川県支部・支部長の片岡さん。私と片岡さんの2名で行ってきました。

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会場は15名ほどの参加者なんですが、全員が聴力障害者。そう「手話」でしかやり取り出来ないんです。

10時開始ですが、まずは30分ほど前から手話通訳者の方と打合せ。眼鏡関連の言葉は難しいので通訳の方と念入りに打合せです。

そして、本番。まずは片岡支部長が眼の構造や近視・遠視・乱視・老眼などについて30分ほどお話して、続いて私がメガネ屋さんのお仕事内容。メガネフレームの選択についてやプラスチック・ガラスなどのレンズの話。レンズとフレームという単体からどうやって1本のメガネになるか。メガネの調整の仕方などをお話しさせていただきました。

この間、2人の手話通訳者が交替で同時通訳。皆さんに伝わるように私もいつもより少しゆっくり話させていただきました。

2人で1時間ほどお話させていただいて、質問タイムにさせていただきました。
すると、うれしいことに質問が出るわ出るわ。
近視や遠視、メガネレンズの素材やフレームについてなど、普段の私では当たり前すぎて気づかないけど、一般の方が疑問に思っていることがあるんだな~と思った次第。です。

また、パソコン用の青色光カットメガネについても質問が、50歳ぐらいの方が既成の度無しのPCメガネを購入したんだけどやっぱり疲れるのはなぜ?というもの
聞けば、自身は乱視もあり普段はメガネを掛けているとのこと。正直、この年齢では老眼も入ってくるので度無しのメガネではいくら青色光をカットしてもそもそも焦点が合わないから眼が疲れてしまいます。
この用なことが無いように店頭でご説明が必要だと思うんですが・・・う~んと思ったりして。

一応、認定眼鏡士のいるお店でご購入下さいね。と伝えました(笑)

とにかく、良い経験をさせて頂きました。ありがとうございました。

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